図1. △6二飛まで(6手目)
▲4七歩△5五歩▲4七銀として、5筋の歩を受けるしかないのかなと思っていました。同一局面を調べると、たまたま、「2014-03-07 順位戦三浦弘行 vs. 久保利明 第72期順位戦A級9回戦」がヒットしました。当該対局では7手目から▲2六歩△5五歩▲2五歩△3三角と進みました。なるほど、これなら飛車先の歩を伸ばして、3三角と縛って嬉しいなと思いました。
図2. △3三角まで(10手目)
次に、上記の三浦-久保戦では、▲3六歩として銀を上がっていく準備をするのですが、初心者の私は、ここで△5六歩とする手が気になりました。
図3. △5六歩まで(12手目)
これに対しては、▲同歩△同飛▲5七銀と応じるようです。
図4. ▲5七銀まで(15手目)
さて、この局面からは、△5四飛、△3六飛、△7六飛、などが考えられます。
まず、△5六飛は実戦例がありました。ここから先の展開は難しく、実際に指されることがあれば更に深く検討したいと思います。
図5. △5四飛まで(16手目)
次の△3六飛は、一番イヤだなと思っていたです。しかし、対処法があり、後手の飛車をじわじわ包囲していく指し方が有力なようです。以下、一例として、▲4六銀△5六歩▲5五歩△6二玉▲3八金△4二銀▲5八金△7二玉▲3七金があります。ポイントは、▲5五歩として、後手が角交換を仕掛けて暴れてくるのを閉じ込める手だと思いました。重い感じがしますが、安全に感じました。
図6. ▲3七金まで(25手目)
最後の△7六飛はelmoさんのオススメの手です。
先手からは、例えば、角交換して飛車をいじめる手(△7六飛▲4六銀△7四飛▲3三角成△同桂▲6五角打)や桂頭を攻める手があるようです。しかし、後手も攻め合える形で難しそうです。ここも実際にこの局面を経験することがあれば深く検討したいと思います。
図7. ▲6五角まで(21手目)
今回は、12手目で△5六歩とされた場合の進行を検討しましたが、本筋は△6二玉や△4二銀だと思います。今度はそちらを検討していきたいと思います。
以上
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